ジョンソン・エンド・ジョンソン、アビオメッドの買収手続きを完了

高い成長が見込まれるMedTech領域でのポジションを強化

ニュージャージー州ニューブランズウィック（米国時間2022年12月22日） – 世界最大の多角的ヘルスケア企業であるジョンソン・エンド・ジョンソン (NYSE: JNJ)は、本日、アビオメッドの買収手続きを完了したことを発表しました。アビオメッドはジョンソン・エンド・ジョンソンの一員となり、ジョンソン・エンド・ジョンソンのMedTech部門の中で独立した事業会社として運営される予定です。

ジョンソン・エンド・ジョンソンの最高経営責任者であるJoaquin Duatoは次のように述べています。「アビオメッドの優秀なチームを正式にジョンソン・エンド・ジョンソンに迎えることができ、大変嬉しく思います。彼らの患者さん第一の理念は、人々の健康の未来を変えるという当社のOur Credo(我が信条)の目的に合致しています。この買収は、ジョンソン・エンド・ジョンソンがMedTech事業の成長を加速させ、世界中のより多くの人々に革新的な医療技術を提供するという道における、新たな重要なステップの一つとなります」

ジョンソン・エンド・ジョンソンのMedTech担当エグゼクティブ・バイスプレジデント兼ワールドワイドチェアマンであるAshley McEvoyは次のように述べています。「今回の買収手続き完了により、ジョンソン・エンド・ジョンソンのMedTechは、高成長を続ける心臓血管の市場におけるポートフォリオを拡大するとともに、世界をリードするBiosense Websterの電気生理学的治療分野に心臓回復のソリューションを追加することができます。ジョンソン・エンド・ジョンソンのグローバルな規模と商業的・臨床的な強みを原動力に、重要なアンメットニーズを抱えるより多くの患者さんにアプローチする機会と可能性を追求していきます。 」

ジョンソン・エンド・ジョンソンによるアビオメッドの全発行済み株式に対する、取得現金を含む企業価値約166億ドルに相当する1株当たり380ドルの現金による公開買付けは、ニューヨーク時間12月21日午後11時59分に期限切れとなりました。また、アビオメッドの株主は、特定の商業的および臨床的マイルストーンを達成した場合に、1株当たり最大35米ドルの現金を受け取る権利を有する取引不可のコンティンジェント・バリュー・ライト（CVR）を受け取ります。本公開買付けの預託機関である American Stock Transfer & Trust Company, LLC は、ジョンソン・エンド・ジョンソンに対し、アビオメッドの普通株式約 25,759,195株が本公開買付けに有効な応募があり、適切に撤回されていない当時の発行済み普通株式の約57.1% に相当すると通知しています。本公開買付けの条件はすべて満たされ、2022年12月22日、ジョンソン・エンド・ジョンソンの100％子会社であるAthos Merger Sub, Inc（以下、購入者）は、本公開買付けに有効な応募があり、適切に撤回されなかった全株式の支払いを受け、実行可能な範囲で速やかに支払いを行う予定です。

この買収は、デラウェア州一般法人法第251条（h）に基づき、アビオメッドの株主の議決を経ずに購入者がアビオメッドと合併し、2022年12月22日に完了したものです。この合併に伴い、公開買付けに応募されなかったアビオメッドの株式はジョンソン・エンド・ジョンソンが取得し、1株当たり380米ドルの現金とCVRを受け取る権利に変換されます。

この取引は、2022年の業績に重大な影響を与えることはありません。すでに発表したように、この取引により、プロフォーマのMedTechおよびジョンソン・エンド・ジョンソンの企業収益の成長が加速されることになります。また、資金調達の影響を考慮すると、初年度は調整後1株当たり利益に対して若干の希薄化から中立となり、2024年には約0.05ドルの増収となり、その後はさらに増収になると予想されます。

本取引の完了にともない、アビオメッドの普通株式は NASDAQ 上での取引を終了しました。

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ジョンソン・エンド・ジョンソンについて

私たちジョンソン・エンド・ジョンソンは、健康こそが豊かな人生の基盤であり、地域社会の繁栄と、発展を促す原動力であると考えています。 この信念に基づき、135年を超える長きにわたり、私たちはすべての世代の、人生のあらゆる段階の人々の健康を支えてきました。今日、世界最大級で広範な拠点を有するヘルスケア企業としての強みを最大限に活かし、世界中の誰もが、どこにいても、心身の健康と健全な環境を享受することができるよう、私たちは適正な価格でヘルスケアにアクセスできる、より健全な社会の実現に向けて努力しています。ジョンソン・エンド･ジョンソンは、私たちのこころと科学の力、画期的な発想力を融合させ、ヘルスケアを飛躍的に進化させるべく取り組んでいます。

将来予想に関する記述についての注意事項

本プレスリリースには、アビオメッドの買収に関する将来予想に関する記述が含まれています。 読者は、これら の将来見通しに関する記述に依存しないよう注意してください。 これらの記述は、将来の出来事に関する現在の予測に基づいています。 基礎となる仮定が不正確であることが判明した場合、または既知もしくは未知 のリスクもしくは不確実性が現実化した場合、実際の結果はアビオメッドまたはジョンソン・エンド・ジョンソンの 期待および予測とは大きく異なる可能性があります。 リスクおよび不確実性には、以下のものが含まれます が、これらに限定されるものではありません。買収によって期待される利益や機会が実現されない、または実現するのに予想以上に時間がかかる可能性、臨床試験成功の不確実性や規制当局の承認取得など、製品の研究開発に特有の課題、新製品の商業的成功の不確実性、製造上の課題と遅延、製品のリコールまたは規制措置につながる製品の有効性または安全性に関する懸念、為替や金利の変動を含む経済情勢、グローバルオペレーションに関連するリスク、技術の進歩、新製品、競合他社が取得した特許などを含む競争、特許に関する問題、税制や世界的なヘルスケアの改革など、適用される法律や規制の変更、不利な訴訟または政府の措置、ヘルスケアサービスや製品の購入者の行動や支出傾向の変化または経済的困窮、そして医療費抑制の傾向などです。さらに、ジョンソン・エンド・ジョンソンファミリーがアビオメッドの製品および従業員・業務・臨床業務を正常に統合する能力、ならびにアビオメッドの製品の継続的性能または市場成長を確保する能力に関するリスクと不確実性が存在します。これらのリスク、不確実性およびその他の要因のさらなるリストおよび説明は、ジョンソン・エンド・ジョンソンの 2022 年 1月 2 日終了事業年度のフォーム 10-K による年次報告書（「将来予測に関する記述についての注意事項」および「項目 1A」と題されたセクションを含む）、ジョンソン・エンド・ジョンソンのフォーム 10-Q に関する四半期報告書、およびジョンソン・エンド・ジョンソンが SEC に提出したその他の書類に記載されています。これらの提出書類のコピーは、www.sec.gov または www.jnj.com からオンラインで入手できます。また、Johnson & Johnson からの要求に応じて入手することもできます。Johnson & Johnson も Abiomed, Inc. も、法律で義務付けられている場合を除き、新しい情報や将来の出来事や進展の結果として、将来の見通しに関する記述を更新することを約束するものではありません。

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